常連出店者へのインタビューや、来場者のお声など盛りだくさんの内容です。(9月11日毎日新聞朝刊~滋賀県)
取材も、計4回も来て下さいました(現地取材含む)。
手作り市への取材が新鮮だったようで、男性記者さんも楽しんでおられたのが印象的でした。
この度は大変お世話になりありがとうございました。
紙面掲載をきっかけに、お一人でも多く手作り市の楽しさが伝われば嬉しいです。
大きいサイズはこちらから(Facebookのフォレオこだわり手作りマーケットページへ)
◇軒連ねる作家たち
毎月第1日曜に大津市の商業施設、フォレオ大津一里山で開催されている「こだわり手作りマーケット」。昨年4月スタートと手作り市としての歴史は浅いが、90店舗に上る多種多様なハンドメード作家たちの店が軒を連ねると取材先に教えられ、今月2日、会場を訪れてみた。【姜弘修】
月1回の市場の存在を知ったのは、二滋賀面「おうみのお店」の取材で、大津市一里山1の雑貨店「ヒッコリーチャーム」の後藤拓哉さん(33)から話を聞いた折。手作り市はキャンパスがある地元を盛り上げようと、龍谷大の竺(じく)文彦教授が発案し、後藤さんも協力を頼まれたという。昨秋からは後藤さんが運営主体となり、切り盛りしている。
会場に足を踏み入れると、軒下や屋内外の空間に、小さな区画の店が通りを形作るように並んでいる。テントや展示ケースは出店者が用意するそうで、見るも多彩な品物だけでなく、マーケット自体も“手作り”感にあふれていた。
フラワーアレンジメントの店で、生花とみまがうミニブーケに見入っていたら、そこに「店長」の名札を下げた犬がたたずみ、子どもたちの相手をしていた。店主の濱崎一江さん=京都府亀岡市=の本業はディスプレーデザイナー。「品物は全て一点もので同じ物はない。私がこだわった部分を気に入って買ってくれると、わかってくれはるなあと思います」
商品の価格帯は数百円〜2000円が多いそうだ。取材がてらほうき(300円)と創作木工のペン立て(1000円)を買い、屋内会場に向かった。屋内への客の誘導が課題の一つで、今回から屋内を含む3店舗で買い物をすると、作家のオリジナル作品がもらえるという「お買い物ラリー」を導入した。客の入りを見ると、奏功したようだ。
市内から訪れた買い物客の前田千代子さんは「前から話に聞いていて一度来てみたかった。品物は繊細でプロ技ですね。会話も楽しい」と取材に答えてくれた。
確かに客と作家、また作家同士が店先で会話を弾ませる姿がそこかしこで見られた。その場で客から品物の注文を受けることもあるという。
布小物の店を出していた出店常連の池田さおりさん=栗東市=は「目が肥えているお客さんが多い。手に取って『こんなのが欲しかった』と言ってもらえると、うれしい」と話した。
店から店へと、忙しく動き回っていた後藤さんは「自分が作った品物を見て、買ってもらうのは、作家にとって自分が認められる瞬間でもある。この手作り市をもっと知ってもらいたい」。出店時間は午前10時〜午後4時。“逸品”を買い求めようと、開店一番に訪れる人もいるという。次回は10月7日。
引用元: 現場から記者リポート:手作りマーケット 「買ってもらう」喜び−−フォレオ大津一里山、毎月第1日曜 /滋賀- 毎日jp(毎日新聞)
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